2017/11/06公開 ニュース

チケット即完の歌姫がスゴイ!青野紗穂が解き放つ魔法の歌声に大興奮!【ライブレポ】

青野紗穂が20歳のバースデーライブを台風の中開催!

14歳にしてプロへの登竜門「アポロ・シアター」のアマチュアナイトに出場し、日本人史上最年少で優勝!

最近ではテレビ番組の出演やミュージカル「RENT」のヒロインに大抜擢されるなど、いま注目のシンガー、青野紗穂が初となるワンマンライブ「青野紗穂 20th Birthday LIVE~first special night~」を開催。

10月19日に20歳の誕生日を迎えた青野が自身のバースデーライブ会場として選んだのは、本物の実力を持つアーティストのみが歌えると言われているJZ Brat SOUND OF TOKYO。20歳というアニバーサリーに、JZ Bratのステージに立てることは、異例の功績だ。

1stセットは気持ちが跳ね上がるアグレッシブな曲で勝負!

1stセットでは、満員の場内後方から真っ白なドレス姿でトリー・ケリーの名曲「Don’t you worry bout thing」を堂々と歌いながら登場した青野は、立て続けに、オリジナル曲の「Sun shine Baby」と「Look at me」と圧巻の歌声で歌い上げると、会場からは盛大な拍手が。
当日は台風というバッドコンディションにも関わらず満員の会場からは青野への期待の高さがうかがえた。

3曲歌い終えたところで、「皆さんこんにちは!青野紗穂です!」
と、少し緊張気味に挨拶すると、悪天候にも関わらず足を運んでくれたオーディエンスに感謝の言葉を述べ、本日のライブが無事に開催できるか、当日まで心配していたことを明かした。

「決行できなかったらどうやってお詫びしよう」かと考えた末に、「頭とかまるめた方がいいのかな?」という答えにいきついたというコメントには、会場を笑いに包んだ。
MCタイムでは、JZ Brat SOUND OF TOKYOとコラボしたカクテルの裏話をお披露目。成人を迎えた青野が初めて飲んだお酒「Hocus Pocus(ホーカスポーカス)」の名前を付けたスペシャルカクテルということで、会場に駆けつけた青野ファンからも大好評のようだった。
続く、ジェス・グリンのミディアムナンバー「Ain’ t got far to go」からアッパー系のオリジナル曲「Parachute」へと歌い上げると、1stセットのラストの曲は、アリアナ・グランデの「Dangerous Woman」を「ヤバイ女」と言い放ちながら熱唱。

後半もいてくれるよね?とステージをあとにした。

2ndセットはムード満点!「黒」で大人の女を演出!?

2ndセットでは「大人の女性をイメージしました」という黒のミニドレスに変身した青野がステージに再登場。アダム・ランバートの「Feeling good」のカバーからスタート。

前半では「白」、後半では「黒」とテーマを決めて歌う曲をセレクトしたということで、続くナンバーもソウルフルなメロディが印象的な「恋色」と「Fancy」を力強く歌い上げ、1stとは違う一面ものぞかせた。

ミュージカルRENTの共演者がスペシャルゲストで登場!

一息ついてMCタイムに入ると、今年2017年に出演したミュージカル「RENT」を振り返る場面も。
最年少キャストであり、新加入であり、さらに、ヒロイン、という重圧が計り知れなかったこと、何度も涙したことなどを明かした。

しかし、得たものも多かったよう。
この会場にも「RENT」で共演したスペシャルな仲間が駆けつけてくれた。

一人目のゲストは千葉直生さん!女のケンカを繰り広げて…!?

「優秀なバンドがリアルな音を再現してくれます」と言いながら1人目のゲストを呼ぶと「RENT」の共演者、千葉直生さんが登場。
普段から仲が良いと笑顔で話す2人だが、マイクを持つと表情が一変。
女性同士のケンカシーンを歌で表現する劇中歌「Take me or leave me」を迫力満点の掛け合いで魅せてくれた。

二人目のゲスト 光永泰一朗さんとは息の合った掛け合いに♪

こちらも劇中歌である「I’ll cover you」をデュエットすると、「音楽界の大先輩とこうやって一緒に歌えることが嬉しい!」とコメントし、想いが込められた美しいハーモニーが響き渡った。

最後のゲスト、超新星のユナクさんと感動のデュエット!

最後のゲストはロジャー役であり、韓国の人気グループ超新星のリーダー、ユナクさん。仕事を終わらせて大雨の中を新幹線で駆け付けたのだとか。

「雨、台風がすごかった!今日一日すごいしか言えない(笑)」

ジョークを交えながらもリハーサル無しの本番一発勝負。2人の情熱的な「Another day」が場内を魅了。

大声援の中、アンコールとともに幕を閉じたワンマンライブ!

一夜限りのスペシャルコラボが終わると、ラストソングとなる「Good bye my baby」を熱唱。

ステージを後にするも、鳴り止まない拍手とコールに後押しされて、再びステージに立った青野にゲストたちから花束とケーキのサプライズが。
言葉にはできない想いがこみ上げ「ありがとう!ありがとう!」と何度も感謝の言葉を述べる姿は、シンガー青野紗穂から、20歳のひとりの女の子に戻ったようでもあった。
アンコールには自身の楽曲「Once in a Life time」を花束片手に大熱唱。オリジナルからカバー曲、ゲストとのコラボまで、青野の持ち味のひとつである歌唱力だからこそできたセットリストにより、初のワンマンライブは大成功。
外の雨とは裏腹に興奮冷めやらぬ拍手で溢れるステージは大盛況のうちに幕を閉じた。

今回のワンマンライブを終えて、青野は、

「初めてのワンマンライブということで実はかなり緊張していました。雨の中にもかかわらず、多くの方にお越しいただき感謝でいっぱいです。又一つ大きな愛を頂き最高な1日になりました。ファンの皆さん、RENT Family、関係者の皆さん、本当にありがとうございました!」という感謝の表現をし、
「これからも一生懸命頑張りますので、応援宜しくお願いします。」

と力強くコメントした。

2018年春には、映画「9〜ナイン〜」の公開も控えている青野。

今後の活躍も注目だ。
1st set
M1. Don’t you worry bout thing(Tori Kelly)
M2. Sun shine Baby
M3. Look at me
M4. Destiny
M5. Ain’ t got far to go (Jess Glynne)
M6.Parachute
M7.Dangerous Woman (Ariana Grande)

2nd set
M8. Feeling good (Adam Lambert)
M9. 恋色
M10. Fancy
M11. Take me or leave me (RENT)
M12. I’ll cover you (RENT)
M13. Another day (RENT)
M14. Good bye my baby
En1. Once in a Life time

青野紗穂(vo)
Soy(ds)
宮本 憲(g)
高橋佳輝(b)
小美野 慧(key)
若島史佳(chorus)

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