花音、共演の安済知佳から影響された意外なこととは？ 「安済さんはよくカットフルーツを撮影現場に・・・」 【映画『まどろみの彼女たち』】

モデルで俳優の花音が10日、シネマート新宿にて行われた映画『まどろみの彼女たち』の公開記念舞台挨拶に登壇。
2021年のコロナ禍に撮影された本作。約2年半の期間を経ての公開に喜びの心境を語った。

本作は、運命的に出会った2人の女性たちを描いた2作品でつづられるオムニバス作品。
山田とノタニ、2人が何をするわけでもなく過ごす時間を描く「動物園のふたり」と、不治の病に絶望した主人公の最上綾香が、抗えない運命を背負う謎の女性・吉野と出会う「Perfect・Nervous」の2つの短編で構成されている。

花音は、オムニバスの中の1作品「動物園のふたり」で、いつも自然体で自由なキャラクターの山田を演じる。
「動物園のふたり」には、花音の他に、第十七回声優アワードにて『主演声優賞』を受賞した“声優”安済知佳が主演を務める。
「Perfect・Nervous」では、スマッシュヒットし、今年第3弾の公開も予定されている『ベイビーわるきゅーれ』にて主演を飾った髙⽯あかりや、声優として活躍する藤寺美徳などが出演している。
また、期待の新鋭監督・佐野⼤が、今作で初めてメガホンをとった。

花音は、TOKYO GIRLS AUDITON 2015モデル部門で準グランプリを獲得し、その後、NHK Eテレ「Rの法則」R’s7期生として活躍。
これまで、CX「めざましテレビ」のイマドキガールや、AbemaTV「恋愛ドラマな恋がしたい2」などに出演すると、現在は、NHKラジオ「小学生の基礎英語」のメインパーソナリティを務めるなど多方面で活躍の場を広げてきた。

今年は、俳優として精力的に活動の幅を広げ、今月は本作の他にも、映画「正しいアイコラの作り方」が公開され、4月には舞台「無垢ども」ではメインキャストとしての出演も決定し、次世代期待の俳優の呼び声が高まっている。

そんな花音が舞台挨拶にて、今作で演じた"山田"への役作りのポイントについて聞かれると、「私にとって山田は、かなり私自身とはかけ離れている存在というか、役作りにおいてもかなり苦戦しました。最初は、どうしたら良いのか分からないことも多かったんですけど、山田が持つ"迷い"や"将来に対しての不安"は分かるし、誰しもが持っている部分だと思うので、そういう面がこの作品で出せていたら良いなと思って取り組みました」と明かした。

また、花音は、本作で初主演を務めたノタニ役の安済から、役柄と同じく影響を受けたことがあったようで、「安済さんはよくカットフルーツを撮影現場に持参していたんです。私も真似しよう！と思って、撮影の2日目や3日目には私もりんごを持っていきました！(笑)」と満面の笑みで打ち明けると、会場を沸かした。

本作への思いについて、改めて花音は、「"動物園のふたり"は、2年半とかなり前に撮影されたもので、こうしてオムニバス作品として公開されたことを本当に嬉しく思います。既に、たくさんの方にご覧いただけていると思いますが、もっと多くの方に見ていただきたいです。良かったら拡散していただけたら嬉しいです！」と、映画公開への感謝の気持ちを語りつつ、会場に集まった満員の観客に呼びかけた。

映画『まどろみの彼女たち』は、シネマート新宿にて公開中。

<作品情報>
・題名:『まどろみの彼女たち』
・監督:佐野大
・出演: 安済知佳、花音 / 藤寺美徳、髙石あかり ほか
・制作プロダクション:Kinomama.
・配給:ギグリーボックス
・公式サイト:https://madoromi-movie.com 
・公式 X:https://twitter.com/madoromi_movie

<花音 SNS情報>
・Instagram：https://www.instagram.com/kanon_1228/
・X：https://twitter.com/kanon_1228