2023/07/06公開 ニュース

TRF・SAM、高齢者向けのダンス健康法考案で「プラチナエイジ賞」を受賞! 「"自分の身体を自分で動かす"、 これが何にも勝る健康法です」

ダンスボーカルグループ・TRFのメンバーSAMが、
輝く60代以上の著名人を表彰する『第9回プラチナエイジ』の「スポーツ・健康部門」に選出され5日、都内で行われた授賞式に出席した。

同賞は、夢を持って活動する、プラチナエイジ(60歳以上の世代)の夢や目標となるにふさわしい人々を、芸能界をはじめ、ビューティー、スポーツ・ 健康、ファッション、女性活躍、文化・教育、企業家・社会貢献、一般などの各部門で選考し、
毎年7月5日「プラチナエイジの日」に「プラチナエイジスト」として表彰。
同賞は、2015年から始まり、今年で第9回を迎えた。

SAMは、次世代のダンサー育成やダンス文化普及の為、多くのダンサーオーディションや、レッスンを行っているだけでなく、
100歳まで動ける身体作りを目標に、高齢者向けのダンス「ダレデモダンス」を考案し、誰もがダンスに親しみやすい環境を創出していることが評価され選出。
また、還暦を迎えるにあたり、高齢化社会の課題を解決することを目的とした学問、"ジェロントロジー"の修士号を南カリフォルニア大学で修得するなど、60歳を過ぎても尚、ダンス界の先駆者として活躍を続けている。

授賞式でのスピーチでSAMは、「今年の1月に僕は61歳になったのですが、この歳までダンスの活動が出来ることを本当に感謝しております」と挨拶すると、
「"ダレデモダンス"という高齢者の健康寿命を伸ばすというダンスプログラムを作っております。人生100年時代と言われている中で、平均寿命と健康寿命の差を埋められないかと取り組んできました。ダンスの可能性をもっと広げて、皆さまにダンスを使っていただき、元気になっていただければと思っています」とダンスを活用した健康法というSAM独自の活動を報告した。

SAMが所属するTRFは、今年デビュー30周年イヤーの真っ最中。
今年2月には、グループとして5年振りの単独ライブも成功させ、新たに新曲リリース予定、2024年には30周年を締めくくるメモリアルLIVEの開催も決定しており、アーティストとして精力的に活動をしている。

また、SAMは、様々な分野で活躍の場を広げており、2019年には日本最古の伝統芸能「能」の舞台に、ダンサーとして異例の出演を果たすと、先月は、滋賀県の中学生に対して授業を実施し、夢を持つことの大切さを伝えた。
「"自分の身体を自分で動かす"、 これが何にも勝る健康法だと思っています。なので僕自身は、この先もまだまだ踊れる限りはずっと踊っていこうと思います!」と授賞式のスピーチで力強く語っていた。

同賞は、そのほか「ベストプラチナエイジスト」男性部門にコロッケ氏、女性部門に浅野ゆう子氏、「美容・アンチエイジング部門賞」には、たかの友梨氏、「ベストプラチナエイジスト特別賞」に上沼恵美子氏などが選出された。

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