2018/09/08公開 ニュース

仮面ライダーが繋ぐ縁、8/22発売貴水博之アルバム「Gimmick Zone」、9/19発売X21シングル「デスティニー」全曲セルフライナートーク第3回

縁の扉が次々に開いていく。秘めた思いが次々に現れてくる。

accessのみならず、俳優としても活躍する貴水博之。
浜崎あゆみ、Every Little Thing、倖田來未、AAAなど、そうそうたるアーティストの作品を手がけるats-、清水武仁、渡辺徹。
次世代ユニットX21から選抜されたAXL21の末永真唯と田中珠里。
彼らのクロストークにより、次々にあかされてきた秘話。
貴水の新たな試み、末永と田中のチャンレジ、各曲の裏側にあるats-、清水、渡辺の思い…。

3回連載の最終回は、貴水博之のニューアルバム「Gimmick Zone」収録の「Yahho!」「Believer」に加え、X21のニューシングル「デスティニー」全収録曲のセルフライナートーク。あふれる思いが詰まった言葉のオンパレード。

縁の扉はさらに開くか。秘めた思いがさらに現れるか。

テキスト:藤井徹貫
写真:阿部薫
M11 Yahho!  
Lyrics:貴水博之 Music:渡辺徹 Arrangement:渡辺徹


貴水:
今回のアルバムは、クールな曲やハードな曲が目立っているので、こういうフレンドリーでハッピーな曲が必要だと思いました。しかも、ライブの終盤で、♪お疲れサン と歌いたかったし(笑)。そういう歌詞が似合う曲。

渡辺:オケは、選曲のとき、貴水さんに聴いてもらったものがほぼ完成形でした。でも、まさか♪お疲れサン とくるとは(笑)。

田中:格好いい曲とのギャップが凄い(笑)。

貴水:徹くん的には、もっとシリアスな歌詞のほうがよかった?

渡辺:いえ、意外性があるので、♪ご機嫌Jump! とか、今のままがいいです(笑)。

貴水:ライブでお客さんとの距離をより縮める瞬間が大事。

末永&田中:わかります。

貴水:
その点でも、これから先も僕のライブでは重要な1曲になると思う。
M12 Believer  
Lyrics:BOUNCEBACK Music:BOUNCEBACK Arrangement:清水武仁&渡辺徹


貴水:Vシネマ『仮面ライダーゲンムVSレーザー』主題歌。この曲も、挿入歌の「Wish in the dark」「JUSTICE」も、tearbridge productionのクリエイターの方が歌詞を書いてくれているから、僕としては100パーセント歌に集中できました。自分が歌う歌詞は自分で書きたいヴォーカリストもいるけど、僕にはそういう壁がまったくない。むしろ自分以外の方が作詞した歌詞を歌ったときのほうが新しい発見があります。仮面ライダークロノスを演じさせていただくのと非常に近い感覚。

末永:
演じる感覚といえば…。このバラードも含め、いろいろなタイプの曲が詰まっているアルバムなので、いくつもの役を貴水さんが演じ分けているようにも聴こえました。

田中:これだけ素晴らしい曲のなかに、自分たちが参加した曲も含まれていることがいかに凄いことなのか、アルバムを通して聴くと、余計に感じます。ありがとうございました。

貴水:
いえいえ。ある意味、アルバムに花を添えてもらったわけだから。こちらこそ感謝しています。その感謝の気持ちとして、AXL21のみなさんに参加してもらった曲は、アルバムのなかのベスト・ポジションに収録させてもらったつもりです。あれ?もしかして1曲目がよかった?

末永:とんでもないです(笑)。ご一緒させてもらっただけで光栄でした。

渡辺:この曲のドラムは阿部薫さんで…。

貴水:今日は、写真を撮ってくれているけど(笑)。ドラマー兼フォトグラファー。

渡辺:僕がアレンジさせてもらった「Wish in the dark」でも阿部さんに叩いていただいて…。accessファンの僕としては、初期のaccessのライブでも演奏されていた阿部さんとご一緒させてもらって光栄でした。

貴水:いろいろとつながっているね。

清水:
つながりという点では、このバラードはラストシーンからエンドロールにかけて流れるから、直前の感情とのつながりを意識したイントロになっている。でも、歌詞やメロディは、ある意味、仮面ライダー情報。ヴォーカルまで仮面ライダーに寄りすぎると、トゥー・マッチになるから。いかにHIROらしく、HIROならではのヴォーカルを聴かせるかが大事だと思った。

貴水:本当に、つながりは大事。アルバムの曲順を決めるときもつながりを考える。今回もいろいろな曲順を試してみたけど、この曲はやっぱりここがベスト。このアルバムは仮面ライダーなしには生まれなかったわけだから。
デスティニー  
作詞:森月キャス 作曲:大西克巳 編曲:日比野裕史×渡辺徹


末永:いつもの自分たちらしさ全開です。キラキラ歌っています。

田中:「Burning My Soul」や「Final Wish」のレコーディングが先だったので、歌詞の世界をしっかり表現するところなど、いろいろ勉強させてもらったことが活かされていると思います。

末永:明るくて勢いがあるなか、♪驚かせたい…のところで、伝えたい気持ちが出てきている気がするので、そこが好きです。  

貴水:可愛らしい。一緒に歌わせてもらったときは、あれが二人の標準だと思っていたけど、こっちを聴くと、いつもとはまったく違うアプローチだったので、感謝が倍増。「Final Wish」とかは、かなり無茶ブリだったね(笑)。

田中:この「デスティニー」の私たちの歌は、貴水さんの採点では何点ですか?

貴水:いやいや、僕は採点する立場にないから。ヴォーカリストとしては、同じ立場だよ。だからこそ、わかりあえるところもあると思う。アップテンポ、ミディアム、スロー、どれが簡単、どれが難しいはないかと。ベストは尽くすけど、100点がないことも。僕だけかな、いまだかつて自分に100点満点をつけられないのは。

田中:この曲のここは100点かもしれないけど、1曲通して100点はまだないです。

末永:終わった瞬間、気分的に100点はあっても、少し時間が経つと、もっとこうできたかも、と思います。

貴水:お互い100点を目指そうね。
Code of Canon  
作詞:leonn 作曲:丸山真由子,渡辺徹,日比野裕史,大西克巳 編曲:日比野裕史×渡辺徹


渡辺:この曲では、作曲にも編曲にもたずさわりました。「Everyday」のところで、言いかけましたが、ディレクターが温めていた4曲のうちの1曲が「Everyday」で…。残り3曲のうちの2曲がX21の前回のシングルに収録されている「My Darling」と、この「Code of Canon」です。

末永:
そんな背景があったとは知りませんでした。

貴水:点と点が結ばれて行くみたいだね。

末永:「Code of Canon」と「My Darling」も、点と点が結ばれた曲です。

田中:だから、「Code of Canon」を聴いたあと、もう1回「My Darling」を聴き直してもらえると嬉しいです。2曲でひとつの物語になっています。

末永:同じ時間を共有している2曲。「Code of Canon」の雨と、「My Darling」に出てくる雨は同じ雨です。

貴水:温存していた4曲があったことも知らなかった。まして、そのなかの曲が僕の「Everyday」になったことも、X21の「My Darling」、「Code of Canon」になったことも知らなかった。だから、この3曲は同一線上にある歌詞世界だと、指摘されたときは驚きでした。僕自身、まったく意識していなかったから…。どこかで何かが共鳴したとしか考えられない。

渡辺:最初から、そういう連続性や同時性のある曲として出発していたので、アレンジもそこはしっかり押さえています。X21のメンバーのみなさんは女優さんとしても活動されているので、こういうドラマ性のある楽曲も似合いますね。

田中:さきほど貴水さんが歌を演技に例えられていましたが、似ているところがありますか?

貴水:僕は、似ているところがあると思う。だから、自分がやりたいなら、両方やったほうがいい。自分は歌だけ、演技だけと決めているなら、無理にやる必要はないけど。僕は、どんなことでもやってみたほうが吸収できると思っているから、チャンスがあれば、とにかく挑戦してきた。ミュージカル、ストレート・プレイ(歌のない一般的な舞台演劇)、役柄にしても、コミカルなものから、シリアスな二人芝居もやった。映画もドラマも舞台もやったし。これからも幅広く挑戦したい。

末永:私の場合、全日本国民的美少女コンテストに出場したときは、一応、音楽部門賞をいただきましたが、演技志望だったので、まさかこんなに歌うことになるとは思っていませんでした(笑)。でも、歌ってみると、表現という点では、歌と演技は遠くない気がしているので、できれば、これからも両方にチャンレジしたいです。
True Gate  
作詞:BOUNCEBACK 作曲:BOUNCEBACK 編曲:渡辺徹×日比野裕史

末永:去年、リーダーがグループを卒業するとき、CDメンバーを入れ替えることになって。そのときにCDメンバーに残れるかどうかわからないまま、全員が歌った曲です。

田中:残ったメンバーの声だけが残るわけだから、不安なまま歌った記憶があります。

末永:そう、レコーディングはこれが最後かもしれないと、思いながら歌っていました。全員がそういう気持ちで歌った分、全員が思い入れのある曲になりました。

ats-:毎日がオーディションだ。

田中:自分としては、「僕」目線で歌ったのは、この曲が初めてだったので、不安でしたけど、新鮮でもありました。

貴水:僕が「ワタシ」目線で歌った「Thin Moon」の逆だね。お互い歌の世界で異性を演じている。不思議なくらい点と点が結ばれて行くね。
Ready Go!!~Burning My Soul~Evolution
Accelerated X Linking 21st build mix
ats-,清水武仁&渡辺徹Feat.AXL21
作詞:Mio Aoyama,BOUNCEBACK,森月キャス
作曲:ats-,清水武仁&渡辺徹 編曲:ats-,清水武仁&渡辺徹
Sound Produce:Avex Management Inc.,岩渕優輝


田中:『仮面ライダービルド』挿入歌「Ready Go!!」、「Evolution」を含むスペシャル音源がボーナストラックです。タイトルの「Accelerated X Linking 21st build mix」のなかにAXL21が隠れています。

末永:聴いてビックリ。

田中:そう。まったく違う曲をこうやって1曲みたいにつなげることができるなんて。

ats-:僕がリミックスというかリアレンジを担当しました。サウンド・プロデューサーから「これとこれをつなぎたい」と言われたときは、さすがに「無理です」と、一回お断りしました(笑)。

田中:ですよね(笑)。

ats-:テンポもキーも曲調もあまりにも違うので。しかも、「Evolution」は1曲のなかに静と動、明と暗みたいな二面性があるから。どうやってもつながらないと思いました。なのに、「あなたならできる」と食い下がられて(笑)。

清水:口説き上手(笑)。

貴水:僕が好きな♪Burning My Soul…も入っている。

ats-:あれもサウンド・プロデューサーからの指定です。このフレーズは絶対に入れるようにと。

貴水:知らなかった。ここまでつながりがあると、偶然じゃなくて、もはや縁だね。

末永:「Ready Go!!」「Evolution」のオリジナルバージョンは、9月5日に発売された仮面ライダービルド「パンドラボックス」型CDボックスセットと「仮面ライダービルドTV主題歌&挿入歌ベストソングコレクション」のどちらにも収録されています。(CDボックスセットは9/4付オリコンデイリーチャート5位を記録するなど品切れ店続出)2曲とも、オリジナルとリミックス、それぞれの魅力があるので、是非聴いてみてください。

次回予告

藤井徹貫さんをインタビュアーにお迎えしてのセルフライナートークは今回で最終回。発売中の貴水博之「Gimmick Zone」の更なる魅力を見つけて頂き、CDやこの先も続くツアーをよりお楽しみ頂くひとつのきっかけに、同様にX21「デスティニー」に秘められたストーリーも明かされた事で双方の曲に込められた作り手側の想いも感じて頂けたら、これをお読み頂いた皆様の中で作品が深化して、ただの1曲から果てしない世界が広がっていけば良いなと願っています。
次回9/15(予定)からはそんな作り手側の想いもお伝えできるように「Ready Go!!~Burning My Soul~Evolution Accelerated X Linking 21st build mix」が収録されるX21シングル「デスティニー」収録曲を作詞家、作曲家、編曲家を招いてのフリートークをお届け予定。今回の3回のセルフライナートークでお届け出来なかった裏話をはじめ、今回までで書ききれなかった内容も補完される予定。『仮面ライダー』ファン、X21ファンだけでなく、貴水さんファンにもまだお楽しみ頂ける内容になるかも?
<告知1>
9月5日(水)リリース「仮面ライダービルド「パンドラボックス」型CDボックスセット」が
オリコンデイリーチャート5位を記録するなど品切れ店続出!! こちらの商品は生産数限定商品となっており、店頭では残りわずかとなっているようなので店頭に無い場合は店舗にお問い合わせ頂くか、単品販売となる「仮面ライダービルドTV主題歌&挿入歌 ベストソングコレクション」をお求め下さい。
https://avex-management.jp/news/180901_5869
https://avex-management.jp/news/180905_5887

<告知2>
8月15日(水)リリース浜崎あゆみアルバム「TROUBLE」収録曲であり、
話題となった「AX_WAT_516 SMZ-ATS_arr」こと「æternal」の作曲を渡辺徹、編曲を清
水武仁と佐藤あつし(ats-)が担当。珠玉の王道ミディアムバラードとなっています。必聴です。

8月29日(水)リリースAAAアルバム「COLOR A LIFE」では、全曲tearbridge productionクリエイターが参加。日経エンタテインメント!のミニインタビューでats-、森月キャスが語った作品をはじめ、個性溢れる作品が収められています。要チェック!!

9月26日(水)リリース水樹奈々シングル「WONDER QUEST EP」M1「WHAT YOU WANT」を作曲ats-、編曲:ats-,清水武仁&渡辺徹が担当!! 2016年から続いてきたats-,清水武仁&渡辺徹 3人での活動の集大成的なロックナンバーです。
via www.youtube.com

水樹奈々「WHAT YOU WANT」試聴動画

<告知3>
貴水博之
NEW ALBUM『Gimmick Zone』 8月22日(水)発売!!
大好評につき品切れ店続出!!! 店頭在庫が無い場合は各店舗様までお問い合わせ下さい。
NEW ALBUM『Gimmick Zone』を引っ提げてのツアー[8月26日〜10月27日]開催!
http://www.guanbarl.jp/LINKS/takami/liveht.html
■品番:GNS-1010
■価格:3,500円+税
【店頭特典】 貴水博之と仮面ライダークロノスの両面写真クリアファイル
*特典は先着順となります。なくなり次第終了となりますので、ご了承ください。
*各種オンラインショップは特典付与対象外となります。
*特典付与対象外の店舗もございますので、必ず予約・購入時にご確認ください。
<告知4>
X21
New Single『デスティニー』 9月19日(水) 発売!!
https://www.youtube.com/watch?v=Q54L1cblMWg

当連載で追いかけ続けてきたats-,清水武仁&渡辺徹Feat.AXL21として歌唱している『仮面ライダービルド』挿入歌「Ready Go!!」、「Evolution」に「Burning My Soul」を追加したスペシャルリミックス(リアレンジ)音源をボーナストラックとして初回限定生産盤B(AVCD-94143)に収録!!
初回限定生産盤Bに収録される楽曲の作家、ミュージシャンクレジットを公開!!

■デスティニー
作詞:森月キャス 作曲:大西克巳 編曲:日比野裕史×渡辺徹
Drums:山木秀夫 Guitars,Bass & Programming:日比野裕史
Keyboards & Programming:渡辺徹
Trumpet:佐々木史郎 AltoSax:米田裕也 Trombone:忍田耕一
Strings:矢野小百合ストリングス
Violin:矢野小百合,加藤えりな,柳原有弥 Viola:三木章子
Chorus:桑谷実沙&実谷なな

■Code of Canon
作詞:leonn 作曲:丸山真由子,渡辺徹,日比野裕史,大西克巳 編曲:日比野裕史×渡辺徹
Guitars & Programming:日比野裕史 Keyboards & Programming:渡辺徹
Chorus:竹内浩明,桑谷実沙&実谷なな

■True Gate
作詞:BOUNCEBACK 作曲:BOUNCEBACK 編曲:渡辺徹×日比野裕史
Keyboards & Programming:渡辺徹 Guitars,Bass & Programming:日比野裕史
Chorus:桑谷実沙&実谷なな

『仮面ライダービルド』挿入歌「Ready Go!!」「Evolution」を含むスペシャル音源 、「Burning My Soul」も収録決定!!

■Ready Go!!~Burning My Soul~Evolution
~Accelerated X Linking 21st build mix~
ats-,清水武仁&渡辺徹 Feat.AXL21
作詞:Mio Aoyama,BOUNCEBACK,森月キャス
作曲:ats-,清水武仁&渡辺徹 編曲:ats-,清水武仁&渡辺徹
Sound Produce:Avex Management Inc.,岩渕優輝
Remix:ats-  
Chorus:ats-,桑谷実沙&実谷なな Keyboards & Programming:ats-  
Guitars & Programming:清水武仁 Keyboards & Programming:渡辺徹

詳細な収録情報についてはX21オフィシャルサイトhttp://avex.jp/x21/をご覧ください。

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