2018/07/28公開
ニュース
ats-,清水武仁&渡辺徹 Feat. 貴水博之&AXL21のスペシャルコラボ企画 レコーディング現場に潜入〜第一弾「Final Wish」〜(ats-,清水武仁&渡辺徹、AXL21編)
目次
次世代ユニットX21から選抜され、ボーカルを担当したAXL21と、楽曲を手掛けたats-、清水武仁、渡辺徹の“スーパークリエイター”3人によるスペシャルコラボが実現した『仮面ライダービルド』の挿入歌。
『仮面ライダーエグゼイド』で仮面ライダークロノス/檀正宗役を演じ、歌手&俳優としても活躍するaccessの貴水博之とのavex management Webでの座談会をきっかけに、現在は、8/22発売の貴水のアルバム「Gimmick Zone」に収録されるという超スペシャルコラボ企画が発動中。
コラボした楽曲は「Final Wish」と「Burning My Soul」の2曲。今週から数回にわたって、レコーディングの様子についてお伝えする。まずはats-,清水武仁&渡辺徹とAXL21の「Final Wish」から。
『仮面ライダーエグゼイド』で仮面ライダークロノス/檀正宗役を演じ、歌手&俳優としても活躍するaccessの貴水博之とのavex management Webでの座談会をきっかけに、現在は、8/22発売の貴水のアルバム「Gimmick Zone」に収録されるという超スペシャルコラボ企画が発動中。
コラボした楽曲は「Final Wish」と「Burning My Soul」の2曲。今週から数回にわたって、レコーディングの様子についてお伝えする。まずはats-,清水武仁&渡辺徹とAXL21の「Final Wish」から。
スピード感溢れ、最後には希望を感じさせる仕上がりに!
末永真唯
———みなさん、こんにちは! レコーディング直後のスタジオの控え室にお集まりいただきましたが、今回の新しいコラボ曲、「Final Wish」のレコーディングは順調ですか?
一同:こんにちは。かなり順調です!(力強く)
———スピード感溢れる楽曲で、どこか最後に希望を感じさせる仕上がりになっていると思いますが、まずは楽曲の特徴について教えてください!
ats-:高速ながらハネ感のある裏アクセントの楽曲になっています。ノンストップで疾走しながらも大胆な場面展開をしながら突き進んでいくイメージです。
渡辺:リズムでグイグイ引っ張りつつも要所要所でシーンチェンジを入れ、ドラマチックな楽曲に仕上がっていると思います。
清水:コンセプトとしてはライダー挿入歌ではありませんが、タイトル同様その直系の詞曲の質感でまとめています。
———末永さんと田中さん、そして今回は松田さんにもインタビューに参加して頂いていますが、「Final Wish」を初めて聴いたときはどんな印象を持ちましたか?
末永:疾走感と重さの両方が含まれている曲で、さらにメッセージ性も強い曲だなと感じ、はやく歌ってみたいと思いました!
田中:まだ出逢ったことのない曲だなと思いました。アイドルとしての私なら絶対歌うことがなかったメロディなのでこの曲を歌えるんだなと、またしてもすごいチャンスをいただけたことに心から嬉しかったです!
松田:デモ曲なのに迫力がまずすごくて。ビートの力強さ、歌詞の壮大感、ラップがあったり、主メロの裏で違う歌詞を歌っていたりと、珠里(田中)の言うように、「X21」の楽曲にはないものがたくさん詰まっているこの曲が本当にすごすぎて、そこに携わらせていただけることがめちゃくちゃありがたすぎて、、これに私の声が混ざっちゃっても良いのかと思いました。聴いていて心臓まで振動が響くビートは、勝手に歌詞を、さらに深く深く考えてしまう手段が隠されていると思っています。
一同:こんにちは。かなり順調です!(力強く)
———スピード感溢れる楽曲で、どこか最後に希望を感じさせる仕上がりになっていると思いますが、まずは楽曲の特徴について教えてください!
ats-:高速ながらハネ感のある裏アクセントの楽曲になっています。ノンストップで疾走しながらも大胆な場面展開をしながら突き進んでいくイメージです。
渡辺:リズムでグイグイ引っ張りつつも要所要所でシーンチェンジを入れ、ドラマチックな楽曲に仕上がっていると思います。
清水:コンセプトとしてはライダー挿入歌ではありませんが、タイトル同様その直系の詞曲の質感でまとめています。
———末永さんと田中さん、そして今回は松田さんにもインタビューに参加して頂いていますが、「Final Wish」を初めて聴いたときはどんな印象を持ちましたか?
末永:疾走感と重さの両方が含まれている曲で、さらにメッセージ性も強い曲だなと感じ、はやく歌ってみたいと思いました!
田中:まだ出逢ったことのない曲だなと思いました。アイドルとしての私なら絶対歌うことがなかったメロディなのでこの曲を歌えるんだなと、またしてもすごいチャンスをいただけたことに心から嬉しかったです!
松田:デモ曲なのに迫力がまずすごくて。ビートの力強さ、歌詞の壮大感、ラップがあったり、主メロの裏で違う歌詞を歌っていたりと、珠里(田中)の言うように、「X21」の楽曲にはないものがたくさん詰まっているこの曲が本当にすごすぎて、そこに携わらせていただけることがめちゃくちゃありがたすぎて、、これに私の声が混ざっちゃっても良いのかと思いました。聴いていて心臓まで振動が響くビートは、勝手に歌詞を、さらに深く深く考えてしまう手段が隠されていると思っています。
田中珠里
———「Wish」をキーワードに制作を開始されたと伺っています。
ats-:貴水さんの仮面ライダーエグゼイド挿入歌「Wish in the dark」からのつながりを感じる事が出来たら良いなと思って。
渡辺:そうですね、僕らが関わらせて頂いた最初の作品である「Wish in the dark」からのつながりを心のどこかで意識していたと思います!
清水:とはいえ、アンサーソングではないですが。
ats-:貴水さんの仮面ライダーエグゼイド挿入歌「Wish in the dark」からのつながりを感じる事が出来たら良いなと思って。
渡辺:そうですね、僕らが関わらせて頂いた最初の作品である「Wish in the dark」からのつながりを心のどこかで意識していたと思います!
清水:とはいえ、アンサーソングではないですが。
accessのヴォーカリスト貴水博之とのコラボ
———「Final Wish」の大きな特徴として、accessのヴォーカリストである貴水さんとのコラボ楽曲ということが挙げられます。
田中:以前、accessさんのライブを観に行かせていただいたことがあって。そのときのパフォーマンス、表情、全身に伝わってくる貴水さんの歌声が本当にすごすぎて目が離せなかったことを覚えています。その貴水さんとご一緒できること、一緒に歌えることがどれだけすごいことなのか言葉では表せないほど嬉しいです! 光栄です!
末永:一流のヴォーカリストの方には「らしさ」や「こだわり」というのがすごくあるんだなと感じました。まだレコーディング途中という貴水さんの歌入り音源を頂いたのですが、メロディを覚えるためのガイドヴォーカルとは圧倒的に違っていたし、世界観ができ上がっていてすごいなと思いましたし、力強さも感じました。その世界観の中に入り込みつつ、自分たちの「らしさ」とか色を出せたらいいなと思って歌いました。
松田:貴水さんの歌唱は本当に素晴らしかったです。あの素敵だなと思っていたガイドヴォーカルを超えるだけじゃなく、超えて超えて超えまくってきた貴水さんのオリジナリティと人情が溢れた「Final Wish」。Aメロ、Bメロ、サビ、Dメロ、すべてにおいて貴水さん色が綺麗に、ときに激しく塗られていました! そこにAXL21の6人の歌声が上手く乗って、良いグラデーションになっているのであれば嬉しいです、、。
田中:以前、accessさんのライブを観に行かせていただいたことがあって。そのときのパフォーマンス、表情、全身に伝わってくる貴水さんの歌声が本当にすごすぎて目が離せなかったことを覚えています。その貴水さんとご一緒できること、一緒に歌えることがどれだけすごいことなのか言葉では表せないほど嬉しいです! 光栄です!
末永:一流のヴォーカリストの方には「らしさ」や「こだわり」というのがすごくあるんだなと感じました。まだレコーディング途中という貴水さんの歌入り音源を頂いたのですが、メロディを覚えるためのガイドヴォーカルとは圧倒的に違っていたし、世界観ができ上がっていてすごいなと思いましたし、力強さも感じました。その世界観の中に入り込みつつ、自分たちの「らしさ」とか色を出せたらいいなと思って歌いました。
松田:貴水さんの歌唱は本当に素晴らしかったです。あの素敵だなと思っていたガイドヴォーカルを超えるだけじゃなく、超えて超えて超えまくってきた貴水さんのオリジナリティと人情が溢れた「Final Wish」。Aメロ、Bメロ、サビ、Dメロ、すべてにおいて貴水さん色が綺麗に、ときに激しく塗られていました! そこにAXL21の6人の歌声が上手く乗って、良いグラデーションになっているのであれば嬉しいです、、。
———AXL21のみなさんが今お話しした貴水さんとの混声曲。制作するうえではどんなところを意識したか教えてください!
ats-:男女混声曲だからこそソリッドな肌触りをより大切に、男女対等の逞しさで歌える楽曲を目指しました。
清水:混声となると基本歌割りなど腐心せざるを得ないのですが、そこは渡辺氏とディレクターを中心に進んでまとめてくれましたね。
渡辺:はい、それぞれのもっとも生きるキー設定になるようなメロディーを意識しました。Dメロの交互に畳み掛ける感じなどは男女混声ならではだと思います。サビのラストでの「I gotta get my wish」の貴水さんのシャウトはさすがの一言です。
———AXL21のみなさんにとっては初めての男女の混声曲になりましたね!
末永:力強さなど、拙いながらも貴水さんの足を引っ張らないようにバランスが悪くならないように気をつけました。ご一緒させて頂けるのが貴水さんなのでどうすれば良いのかと考えていた時にスタッフさんからみんなならではの雰囲気もあると言って頂き、それも考えてくれての歌割りでもあると思いましたのでその部分は意識しました。
田中:今までの作品とは声と気持ちがまったく違うので、そこを意識して歌いました。初めての男女混声曲が貴水さんだったこと、作ってくださったats-さん、清水さん、渡辺さんも本当にすごい方々で、、とても光栄です!
ats-:男女混声曲だからこそソリッドな肌触りをより大切に、男女対等の逞しさで歌える楽曲を目指しました。
清水:混声となると基本歌割りなど腐心せざるを得ないのですが、そこは渡辺氏とディレクターを中心に進んでまとめてくれましたね。
渡辺:はい、それぞれのもっとも生きるキー設定になるようなメロディーを意識しました。Dメロの交互に畳み掛ける感じなどは男女混声ならではだと思います。サビのラストでの「I gotta get my wish」の貴水さんのシャウトはさすがの一言です。
———AXL21のみなさんにとっては初めての男女の混声曲になりましたね!
末永:力強さなど、拙いながらも貴水さんの足を引っ張らないようにバランスが悪くならないように気をつけました。ご一緒させて頂けるのが貴水さんなのでどうすれば良いのかと考えていた時にスタッフさんからみんなならではの雰囲気もあると言って頂き、それも考えてくれての歌割りでもあると思いましたのでその部分は意識しました。
田中:今までの作品とは声と気持ちがまったく違うので、そこを意識して歌いました。初めての男女混声曲が貴水さんだったこと、作ってくださったats-さん、清水さん、渡辺さんも本当にすごい方々で、、とても光栄です!
ラップ詞はAXL21松田莉奈が作詞!
松田莉奈
———今回、松田さんがラップ詞を担当されたということをうかがいました。
松田:これまで、いろいろな方から私の書くブログを褒めていただく機会があり、それが経緯なのかはわかりませんが、今回歌詞を描いてみないかとお話をいただき、でも普通の歌詞ではなくラップだったので本当に苦戦しました(笑)。それもクオリティが伴わない場合は当然だけど使われないということだったんです。
———なかなかプレッシャーがあったわけですね。
松田:私、日中って頭が「平和」だからいい感じにパンチのある詞が浮かばなくて。ブログも夜書く派なので詞も毎晩夜中に考えました。最初は何も思いつかなくて、、ラップの知識も豊富ではないし、私には足りないものだらけだなとも思ったし。でも、「使われるかわからない」と言われたことを思い出すと、やっぱりこの機会を無駄にはしたくない、貴水さんに私が書いたラップを歌ってほしいという気持ちが勝りました。
———自分が書いた詞を他のアーティストが歌うことになるわけですね。
松田:もう震えました、、、。私が作詞したところを貴水さんが、アレンジを加えつつ歌ってくださるというだけでとても嬉しく思いましたし、何より感情がこもっているのが分かりすぎるくらい伝わってきて、もう他には何も求めるものはありませんってくらい心が満たされました(笑)。しかも貴水さんにご挨拶させていただいたときにラップ部分の歌詞を褒めてくださり、、!!!!! もう私の人生の「宝物」です。
松田:これまで、いろいろな方から私の書くブログを褒めていただく機会があり、それが経緯なのかはわかりませんが、今回歌詞を描いてみないかとお話をいただき、でも普通の歌詞ではなくラップだったので本当に苦戦しました(笑)。それもクオリティが伴わない場合は当然だけど使われないということだったんです。
———なかなかプレッシャーがあったわけですね。
松田:私、日中って頭が「平和」だからいい感じにパンチのある詞が浮かばなくて。ブログも夜書く派なので詞も毎晩夜中に考えました。最初は何も思いつかなくて、、ラップの知識も豊富ではないし、私には足りないものだらけだなとも思ったし。でも、「使われるかわからない」と言われたことを思い出すと、やっぱりこの機会を無駄にはしたくない、貴水さんに私が書いたラップを歌ってほしいという気持ちが勝りました。
———自分が書いた詞を他のアーティストが歌うことになるわけですね。
松田:もう震えました、、、。私が作詞したところを貴水さんが、アレンジを加えつつ歌ってくださるというだけでとても嬉しく思いましたし、何より感情がこもっているのが分かりすぎるくらい伝わってきて、もう他には何も求めるものはありませんってくらい心が満たされました(笑)。しかも貴水さんにご挨拶させていただいたときにラップ部分の歌詞を褒めてくださり、、!!!!! もう私の人生の「宝物」です。
———ラップといえば、アウトテイクになっているようですが田中さんもこのパートを歌ってみたとか。
田中:実はそういった音楽は、歌うことに関しても聴くことに関しても昔からすごく好きで、深夜番組でやっているラップバトルを毎回観て、技術だったり選ばれる言葉が本当にすごくて。いつかラップができたらなって思っていたなかで、今回の楽曲に含まれていたので、いつも観ているラップバトルを思い出しながら歌ったらディレクターさんに褒めていただいて、、すごく嬉しかったです! 無我夢中にラップをしてるときはただただ楽しいです。莉奈は言葉を考えるのが上手いなと昔から思っていたので、センスとかバランスとか最高だなと思います。
田中:実はそういった音楽は、歌うことに関しても聴くことに関しても昔からすごく好きで、深夜番組でやっているラップバトルを毎回観て、技術だったり選ばれる言葉が本当にすごくて。いつかラップができたらなって思っていたなかで、今回の楽曲に含まれていたので、いつも観ているラップバトルを思い出しながら歌ったらディレクターさんに褒めていただいて、、すごく嬉しかったです! 無我夢中にラップをしてるときはただただ楽しいです。莉奈は言葉を考えるのが上手いなと昔から思っていたので、センスとかバランスとか最高だなと思います。
そもそもは座談会から企画がスタート!
座談会時写真
———今回の楽曲が生まれた座談会には末永さんと田中さんも同席していましたが、その場で話が進み始めたときはどんなことを感じましたか?
田中:この場にいていいのだろうか、、とすごく感じました。普段手汗とかあまりかかないですけど、このときばかりは尋常じゃない手汗が出てきちゃって……。だけど貴水さんとご一緒できることは本当にすごすぎることなので頑張りたいという想いが一番でした!
末永:座談会でみなさんが話していることを聞けば聞くほど、すごい方々なんだなというのを改めて感じていたので、そんな素晴らしい方々と一緒に曲を作り上げることができるなんてありえないことだと思いました。と同時にすごく嬉しい!!!ワクワク!!!という気持ちもありました。
田中:この場にいていいのだろうか、、とすごく感じました。普段手汗とかあまりかかないですけど、このときばかりは尋常じゃない手汗が出てきちゃって……。だけど貴水さんとご一緒できることは本当にすごすぎることなので頑張りたいという想いが一番でした!
末永:座談会でみなさんが話していることを聞けば聞くほど、すごい方々なんだなというのを改めて感じていたので、そんな素晴らしい方々と一緒に曲を作り上げることができるなんてありえないことだと思いました。と同時にすごく嬉しい!!!ワクワク!!!という気持ちもありました。
———そんなきっかけから始まった今回のレコーディング。以前、「Ready Go!!」「Evolution」ではats-さん,清水さん、渡辺さんの3名の立会いの下でAXL21の歌を録っていましたが、今回はどのように制作が進められたのでしょうか?
清水:今回はサウンドクリエイトに特化するため、歌に関しては渡辺氏とディレクターにお任せしました。
ats-:そうでしたね、今回僕はスタジオでのアレンジ作業をメインに取り組む方針で、AXL21の歌は渡辺徹さんとディレクターとで録ってもらい、フラットな感覚でもらった歌から再度アレンジを膨らませていくような形をとりました。
渡辺:具体的な進め方としては、今まで同様にクラウド上での作業が主となりました。各々のタイミングでデータをアップデートできるため、非常に重宝している作業方法なんです。
ats-:アレンジ完成まで3人での打ち合わせなどは行っていません。ギャンブル的な作り方ではありますが、予期せぬ攻め込んだアイデア満載で、結果良き方向に進みました。
———楽曲制作において、何か特別なエピソードがあれば教えてください!
ats-:テンポ的にかなり速い楽曲なので、せせこましいグルーヴが浮き上がらないよう8ビートをメインに、高速ながらシンプルで落ち着いた全体像に聞こえるようにという部分は苦労しましたが、消えて浮かび上がるようなグルーヴで単なる裏アクセントではなく、ユラユラ揺れるような音像で構築されている楽曲になっています。
清水:作り方においては既にこのやり方で何作品かやっているので、スムーズになってきている印象です。混声の場合、歌の音域などから歌割りなり転調なり制約が出てくる場合が多いですが、貴水氏の声の音域が広いことで楽曲本来のイメージを損なわず仕上がったと思います。
渡辺:このメンバーでの制作方法が確立されているので苦労した点は特になかったと思いますが、Dメロをより良く聞かせるための歌の積み方という部分では、オクターブを重ねるなどの工夫を凝らしました。また、アウトテイクにはなっていますが、AXL21のメンバーが今回初めてラップに挑戦したのですが、みなさん初めてとは思えないクオリティーで「攻めてる」感じがして良かったです。
清水:今回はサウンドクリエイトに特化するため、歌に関しては渡辺氏とディレクターにお任せしました。
ats-:そうでしたね、今回僕はスタジオでのアレンジ作業をメインに取り組む方針で、AXL21の歌は渡辺徹さんとディレクターとで録ってもらい、フラットな感覚でもらった歌から再度アレンジを膨らませていくような形をとりました。
渡辺:具体的な進め方としては、今まで同様にクラウド上での作業が主となりました。各々のタイミングでデータをアップデートできるため、非常に重宝している作業方法なんです。
ats-:アレンジ完成まで3人での打ち合わせなどは行っていません。ギャンブル的な作り方ではありますが、予期せぬ攻め込んだアイデア満載で、結果良き方向に進みました。
———楽曲制作において、何か特別なエピソードがあれば教えてください!
ats-:テンポ的にかなり速い楽曲なので、せせこましいグルーヴが浮き上がらないよう8ビートをメインに、高速ながらシンプルで落ち着いた全体像に聞こえるようにという部分は苦労しましたが、消えて浮かび上がるようなグルーヴで単なる裏アクセントではなく、ユラユラ揺れるような音像で構築されている楽曲になっています。
清水:作り方においては既にこのやり方で何作品かやっているので、スムーズになってきている印象です。混声の場合、歌の音域などから歌割りなり転調なり制約が出てくる場合が多いですが、貴水氏の声の音域が広いことで楽曲本来のイメージを損なわず仕上がったと思います。
渡辺:このメンバーでの制作方法が確立されているので苦労した点は特になかったと思いますが、Dメロをより良く聞かせるための歌の積み方という部分では、オクターブを重ねるなどの工夫を凝らしました。また、アウトテイクにはなっていますが、AXL21のメンバーが今回初めてラップに挑戦したのですが、みなさん初めてとは思えないクオリティーで「攻めてる」感じがして良かったです。
今だから話せる、制作現場マル秘エピソードは?
———末永さんと田中さんが歌入れの際に注意した点があれば教えてください!
末永:言葉一つ一つが曲のストーリーを作り上げていて一言一言が大事になってくるので、細かいニュアンスを変えてみたりして、どれが一番しっくりくるのかを考えながら歌うようにしました。
田中:私は気持ちをしっかりと持って歌うことを意識しました。一つ一つにしっかりとした物語をイメージしてその気持ちを強く想いながら、ブレないように、不安定にならないように感情を大切に歌いました。
———歌入れで難しかった点や大変だった点についても教えてください。
田中:語尾がすごく難しかったです。しゃくって歌う感じや優しく歌う感じ、そのバランスがすごく大変でした。何度も録り直しもしましたし、できない自分にイライラしてしまったり。そこを意識してしまったら気持ちが入らなかったり、、すごくすごく大変なレコーディングだったんですけど、成長できたなと感じています。
末永:スピード感を出しつつ、力強さ、普段出さないような雰囲気の声で歌うこと、曲のストーリーを考えること、というように気を配るところが多くて本当に大変でした。
末永:言葉一つ一つが曲のストーリーを作り上げていて一言一言が大事になってくるので、細かいニュアンスを変えてみたりして、どれが一番しっくりくるのかを考えながら歌うようにしました。
田中:私は気持ちをしっかりと持って歌うことを意識しました。一つ一つにしっかりとした物語をイメージしてその気持ちを強く想いながら、ブレないように、不安定にならないように感情を大切に歌いました。
———歌入れで難しかった点や大変だった点についても教えてください。
田中:語尾がすごく難しかったです。しゃくって歌う感じや優しく歌う感じ、そのバランスがすごく大変でした。何度も録り直しもしましたし、できない自分にイライラしてしまったり。そこを意識してしまったら気持ちが入らなかったり、、すごくすごく大変なレコーディングだったんですけど、成長できたなと感じています。
末永:スピード感を出しつつ、力強さ、普段出さないような雰囲気の声で歌うこと、曲のストーリーを考えること、というように気を配るところが多くて本当に大変でした。
———非常に良い経験となったレコーディングだったわけですね。最後に、何か特別なエピソードがあれば教えてください!
田中:毎回レコーディングのときは歌詞をノートに書いていくんですけど、歌詞以外に意味とか自分なりの思ったこととかを書いていて、今回はいろいろな感情がたくさんあって書ききれなくて、、ノートがすごく汚くなりました(笑)。でも、そのおかげで、しっかりと気持ちをつくることができたと思います!
末永:貴水さんと一緒に歌わせて頂くパートを録るときに「向かい合って歌ってるイメージで!」と言われたので、実際にできたらいいなぁーーーなんて思いました(笑)。
田中:毎回レコーディングのときは歌詞をノートに書いていくんですけど、歌詞以外に意味とか自分なりの思ったこととかを書いていて、今回はいろいろな感情がたくさんあって書ききれなくて、、ノートがすごく汚くなりました(笑)。でも、そのおかげで、しっかりと気持ちをつくることができたと思います!
末永:貴水さんと一緒に歌わせて頂くパートを録るときに「向かい合って歌ってるイメージで!」と言われたので、実際にできたらいいなぁーーーなんて思いました(笑)。
次回予告
6人の熱い想いから「Final Wish」だけでかなりの時間が経過してしまったので、今回はここまで。
次回も引き続きats-,清水武仁&渡辺徹、AXL21に残ってもらい「Burning My Soul」のエピソードなどを聞かせてもらう。
次回も引き続きats-,清水武仁&渡辺徹、AXL21に残ってもらい「Burning My Soul」のエピソードなどを聞かせてもらう。
<告知1>
貴水博之
NEW ALBUM『Gimmick Zone』 8月22日(水)発売決定!!
「仮面ライダーエグゼイド」挿入歌『Wish in the dark』『JUSTICE』、Vシネマ「仮面ライダーゲ
ンムVSレーザー」主題歌 『Believer』 他、「仮面ライダービルド」挿入歌『Burning My Soul』の
カバーを含む全12曲入り。
全収録曲tearbridge production制作楽曲
NEW ALBUM『Gimmick Zone』を引っ提げてのツアー[8月26日〜9月16日]開催!
■発売日:2018年8月22日(水)
■タイトル:Gimmick Zone
■品番:GNS-1010
■価格:3,500円+税
【店頭特典】 貴水博之と仮面ライダークロノスの両面写真クリアファイル
*特典は先着順となります。なくなり次第終了となりますので、ご了承ください。
*各種オンラインショップは特典付与対象外となります。
*特典付与対象外の店舗もございますので、必ず予約・購入時にご確認ください。
<告知2>
X21
New Single『デスティニー』 9月19日(水) 発売決定!
当連載で追いかけ続けてきたats-,清水武仁&渡辺徹Feat.AXL21として歌唱している『仮面ライダービルド』挿入歌「Ready
Go!!」、「Evolution」を含むスペシャル音源をボーナストラックとして初回限定生産盤B(AVCD-94143)に収録する事がついに決定!!
オリジナルと異なるスペシャル音源については追って当連載にて紹介する予定です。
詳細な収録情報についてはX21オフィシャルサイトhttp://avex.jp/x21/をご覧ください。
貴水博之
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「仮面ライダーエグゼイド」挿入歌『Wish in the dark』『JUSTICE』、Vシネマ「仮面ライダーゲ
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カバーを含む全12曲入り。
全収録曲tearbridge production制作楽曲
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■発売日:2018年8月22日(水)
■タイトル:Gimmick Zone
■品番:GNS-1010
■価格:3,500円+税
【店頭特典】 貴水博之と仮面ライダークロノスの両面写真クリアファイル
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*各種オンラインショップは特典付与対象外となります。
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当連載で追いかけ続けてきたats-,清水武仁&渡辺徹Feat.AXL21として歌唱している『仮面ライダービルド』挿入歌「Ready
Go!!」、「Evolution」を含むスペシャル音源をボーナストラックとして初回限定生産盤B(AVCD-94143)に収録する事がついに決定!!
オリジナルと異なるスペシャル音源については追って当連載にて紹介する予定です。
詳細な収録情報についてはX21オフィシャルサイトhttp://avex.jp/x21/をご覧ください。