2018/06/25公開 ニュース

池下重大&大空ゆうひ主演 NAPPOS PRODUCE 『グッド・バイ』開幕

太宰治、没後70年。彼の生い立ちから自殺までを描く舞台『グッド・バイ』が、太宰の誕生日であり命日である桜桃忌に劇場入りし、6月21日に開幕した。

池下重大が主人公「田島周二」を、大空ゆうひがヒロインの「永井キヌ子」と「津島修治」の2役を演じる。その他の出演者には、キャラメルボックスの原田樹里、永楠あゆ美、野本ほたる、飛鳥凛らなどが、名を連ねている。脚本・演出は、悪い芝居の山崎彬。

公演は7月1日まで、東京・ポケットスクエア ザ・ポケットにて。
http://napposunited.com/goodbye/
◎池下重大 コメント
パンフレットの鼎談で、大空ゆうひさんが今回の芝居のことを、音楽のライブをやるような感覚だと言っていましたが、初日を終えて、完全に同意します。最初の音を出したなら、あとは休憩を含めた2時間20分を一気に駆け抜ける。これからの毎ステージが楽しみです。何が出るやら。

◎大空ゆうひ コメント
一度舞台に上がったら何が起こるかわからない、まさに音楽のセッションのようなライブ感を感じています。毎日、不安を抱えたまま、敢えて舞台に飛び出したい。いい意味で地に足をつけないで無重力空間を楽しみたいです。その先に奇跡が、グッドバイがあると信じて!

◎山崎彬(脚本・演出) コメント
出逢いと別れ。生と死。幸と不幸。作家・太宰治と人間・津島修治。太宰治未完の遺作『グッド・バイ』を元に彼の生き様を描こうとしたら、結果的に太宰作品をたくさん散りばめたような舞台になりました。 没後70年の節目に、この芝居をこの座組で打てることに運命的なものをちょっぴり感じながら、毎日「グッド・バイ」し続けます。「グッド・バイ」するにはまず出会わなきゃいけない。ぜひ劇場まで会いにきてください。

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