2017/10/13公開 ニュース

MONKEY MAJIK『-REPRISE-』ツアー直前インタビュー "原点回帰"をして見えた世界。新たな未来への始まり

忙しなくすぎていく毎日を私たちは必死にこなしている。食べる、寝る、働くを繰り返していく中で薄れてしまうもの、それは自分の原点となる"思い"ではないだろうか。目まぐるしい現実の中で過去を振り返り"原点回帰"することは思いのほか難しい。しかし、だからこそ意味がある行為のようにも思える。
今年の夏に『-LIVE HOUSE 原点回帰-』と銘打ったライブハウスツアーで大成功を収めたバンド、MONKEY MAJIK。そんな彼らが新たに創り上げる夢の世界、『BLUE MOON presents MONKEY MAJIK Japan Tour 2017 -REPRISE-』が10月14日(土)から始まる。このツアーに先立ち、今回は特別インタビューを行った。


――今回の『-REPRISE-』は千秋楽が仙台ですよね。前回の『-LIVE HOUSE 原点回帰-』はライブのスタートが福島だったかと思うのですが、2017年のライブにおいて"東北で始まり東北で終わる"というこだわりもあったのでしょうか。
ブレイズ:間違いなくありましたね。前回の47都道府県ツアーを引き継いで今回のホールツアーなので、"東北で始まって東北で終わる"っていうのはずっとイメージにありました。今回は意図的にプランニングしています。

――前回のツアー『-LIVE HOUSE 原点回帰-』は47都道府県のライブハウスを回るハードなツアーだったかと思うのですが、いま振り返ってみていかがでしたか。
ブレイズ:すごい楽しかった。僕たちにとっては自分たちを振り返ったり新たな自分を見つけることができたツアーだったんですけど、ファンの方にも懐かしい僕らを思い出してもらえたり新しい僕らを見つけてもらえたツアーになったんじゃないかな。
僕たちはライブハウス育ちなので、15年前は当たり前にあのステージに立っていたんです。でも最近はそういう機会がなかったので、お客さんと本当に近い距離でライブできたのは良かったですね。

メイナード:今までもライブハウスツアー自体はやったことはあるんですけど、その時は東北しか回らなかったんですよ。だから、全国ツアーできたのは本当に嬉しかった。
ブレイズ:あと、Past(過去)-Present(現在)-Feature(未来)、3つとも入っていたツアーだったような気がしますね。ライブハウスツアー中から、ホールツアーをイメージしていましたし。「全都道府県終わりました。ライブハウス楽しかった」ではなくて、「秋にもう1回会うんだよね」っていう楽しみが僕たちの中にはあって。その時の未来が今は現実になっているので楽しみがピークです!

――『-LIVE HOUSE 原点回帰-』によって見えた、新しい自分とは具体的にどのような感じでしょうか。
タックス:これだけの本数のライブを短期間に経験するのって初めてで、僕らにとってチャレンジだったんですよ。これだけ長い間バンドをやらせてもらっておきながら、47都道府県を回ったことはなかったので「その先に何があるかはわからない。どうなるかはわからないけど、やってみたい!」っていう気持ちで。今思うと、本当に修行みたいな感じでしたね(笑)。
僕らがステージ上でやることは、どこのライブハウスでもわりと同じことだけど、スタッフさんはその都度全く違う環境なわけじゃないですか。彼らの支えがあるからステージに立てるんだと痛いほど痛感しました。本当にチームって1つなんだな、って。

――多くの気づきを胸に『-REPRISE-』となるわけですね。今回は、どのようなツアーになりそうですか。
ディック:『-LIVE HOUSE 原点回帰-』で全国のライブハウスを回った時は、普段ホールでやっていることを感じてもらえるように意識していたんです。もちろんホールとライブハウスでは形も雰囲気も全然違うんですけど、それが結果としてすごくいい感じだったんですよね。
だから今回は、ライブハウスの熱さをホールに持ち込んでいきたいなって。ライブハウスの距離だからできたお客さんとのキャッチボールをホールでもしていきたいんですよ。もちろんホールだからこそ映える選曲や光の演出も考えてます。両方のライブを見ることで、1つのライブとして完成するといいなぁ...。
ブレイズ:前回のアコースティックセットみたいなクールダウンコーナーもあるよね。
メイナード:もちろん。やっぱりライブの緩急って大事なので。一般的なアーティストだと武道館でクールダウンコーナーを作るなんてありえないじゃないですか。「Let's go!」 って感じだし。でも、僕たちはそういうコーナーもやっちゃう。アコースティックライブもそうだし、マイクを全部オフにした演奏とかね。

――メンバーのみなさんからして、今回のツアーの見どころはズバリどこでしょうか。
メイナード:ライブハウスツアーにはない、ホールツアーならではのキラキラ感かな。ライブハウスだとリビングルームでセッションをしているような感じだったけど、今回はもうちょっとゴージャスでビューティフル! MONKEY MAJIKのライブをライブハウスでしか見たことない人には、ぜひホールでのライブも体感してほしいですね。お客さんに僕たちの違う世界、違う顔、違う愛を見せることができると思うので。今までホールでやったことない曲もやるので、けっこうグッてくるはず。
タックス:懐かしい曲もやるよね。

メイナード:僕たちはメジャーになる前からけっこうな数の曲を作っていたので、『-LIVE HOUSE 原点回帰-』ツアーで弾けてない曲が、まだ200曲くらいあるんですよ。昔よく演奏していた曲もあれば、まだ誰も聴いたことがないような曲もあったり。前回のツアーの続きのようなニュアンスで、まだ聴いてもらってない曲をたくさんやる予定でいます。15年ぶりにやる曲とかもあって(笑)。「たくさん曲を覚え直さなきゃいけないな」と思っていたんですけど、ボディメモリーが通用するのは音楽の不思議なところですよね。ハモリも歌詞もすぐに思い出せたので。
タックス:ライブハウスでは出さなかった、ホールだからこそって曲も演奏するので楽しみにしていてください。 もちろん演出もばっちりですよ。ホールライブの楽しさって、音と光が創りだす空間だと思うんです。だから僕たちは、ふとした瞬間にパッとすべてが蘇るような鮮明なものを創り上げたいなと。
ブレイズ:サプライズもするので、それも楽しみにしていてほしいかな。
ディック:盛り上がるよね、サプライズ。未発表の新曲をやるので楽しみにしていてください。

――ツアーのグッズも可愛いですよね。みなさんのオススメは、どれでしょうか。
メイナード:パーカーは、いつも作りたいなって思ってます。リラックスタイムに僕らの服を着てもらえるのは、素敵だなって。あとタオルも、すごく大事にしたいですね。タオルを振りまわす曲を用意しているので使ってもらえたら嬉しいです。
Tシャツのデザインも可愛いんだよなぁ...。スマホスタンドや、缶バッチも捨てがたいし...。
ディック:一押しというよりは、僕たちはやりたいことをやってるから好きなもの選んでください、って感じだよね(笑)。
メイナード:そうだね(笑)。どのグッズも0から最後までデザインに関わって作ったグッズたちなので、私生活でファンの方の活力になると思います。
――では最後に『-REPRISE-』に来るファンの方々にメッセージお願いします。
ブレイズ:久しぶりのホールツアーなので、少し緊張していて。ただ、面白いことばかりやっているので素敵な1日になると思います。
タックス:せっかくのホールライブなので、僕らの曲と照明が創り出す空間を存分に楽しんでほしいなぁ...。『-LIVE HOUSE 原点回帰-』の思い出がいっぱい詰まったTシャツもあるので、それを身につけて大事な人生の1ページにしてもらえたら。
ディック:みなさんの笑顔を見るのが楽しみです!
個人的には、前回のツアーでは毎回恒例の仙台打ち上げがなかったので、今回はそれができるんで楽しみだったり(笑)。
メイナード:僕は今回のツアー禁酒だけどね(笑)。自分をデトックスするためにチャレンジしようかなって思ってるんですよ。お酒を呑まない分、ツアーの思い出をちゃんと覚えてられたらいいなって思ってます。
BLUE MOON presents
MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2017 -REPRISE-

【ツアースケジュール】
2017年10月14日(土)川崎市スポーツ・文化総合センター
2017年10月21日(日)福岡国際会議場メインホール
2017年11月3日(金・祝)オリックス劇場
2017年11月5日(日)愛知県芸術劇場大ホール
2017年11月18日(土)倉敷芸文館
2017年11月23日(木・祝)仙台サンプラザホール

【チケット】
・指定席¥6,800(税込)
・親子席(ペアー指定)¥10,600(税込)
※3歳以上有料/2歳以下のお子様は、保護者の膝上観賞可
※親子席の対象者は保護者1名と子ども1名(3歳~12歳対象)
※親子席は着席指定になります

【プレイガイド】

●Yahoo!チケット:http://r.y-tickets.jp/monkey1702

●チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/monkeymajik/

●イープラス:http://eplus.jp/monkeymajik/

その他の詳細はオフィシャルサイトをご確認下さい。

http://www.monkeymajik.com/

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