2018/08/28公開 アーカイブ

大阪☆春夏秋冬、定期公演でメジャー1stアルバム「SSFW」を“全曲曲順通り”に初披露!

大阪☆春夏秋冬、定期公演でメジャー1stアルバム「SSFW」を“全曲曲順通り”に初披露!

"カタヤブリな浪速のロックンガール"として爆進中の6人組女性ダンス&ヴォーカルグループ「大阪☆春夏秋冬」。8月19日、渋谷「Mt.RAINIER HALL SHIBUYA PLEASURE PLEASURE」で「しゅかしゅん定期公演☆其の十一『夏祭り(後編)~勝手に夏フェス後夜祭~』」を開催した。彼女らが得意とするソウルフルなボーカルワークとダンスで終始会場を盛り上げた。

6月にリリースしたメジャー1stアルバム『SSFW』を全曲曲順通りで披露

開演時間を過ぎて会場のBGMが鳴り止むと、ステージ袖から青と白の衣装で登場したMAINA、ANNA、MANA、EON、YUNA、RUNAの6人。まずは、今年6月リリースのメジャー1stアルバム『SSFW』から、アルバムオープニング曲である「SSFW」に合わせてじっくりとダンスを披露。ファンの心をゆっくりと掴み取っていった。

立て続けにアルバム2曲目の「Evolution」、3曲目の「Travelin' Travelin'」を披露した彼女たち。
実は今回のライブ、アルバム『SSFW』の収録曲を曲順通りで初披露したのだ。
そこには彼女たちの「アルバムの世界観をそのまま楽しんでほしい」という願いが込められているのかもしれない。

「Evolution」では、前曲とは打って変わり、早いテンポの曲調に合わせて激しいダンスを披露した。客は手を叩いてそれに応え、着々と臨戦態勢に備えていく。「Travelin' Travelin'」ではさらに加速を図り、よりキレッキレのダンスを見せつけて観客を虜にした彼女たち。そんな中、アルバムのリード曲でポップロックナンバーの「世界には僕らだけ」で会場のボルテージを一気に高めていく。MAINAはマイクを観客に向けて煽り、サビの部分の大合唱では会場全体が熱気を放っていった。

MAINAとEONとの掛け合いが目立った“和やかMC”

ステージは一発目のMCに突入。MAINAの元気いっぱいの挨拶を皮切りに、6人による“和やかトーク”を繰り広げた。今夏出演したサマーソニックの話題や、ROCK IN JAPAN FESTIVAL やa-nationに出演したいといったトークで盛り上げた。

さらに、ファンに言われて嬉しかった話を披露し、MAINAとEONとの掛け合い(むしろ無茶振りに近い?)には会場の誰もが思わず笑みをこぼした。そんな親しみ溢れる雰囲気の中、ライブは後半へと突入する。

切ないバラード曲でもファンを魅了

ライブ後半。これまでの激しめのナンバーとは打って変わり、軽やかなメロディーの「シーズンズ」からスタート。ダンスも軽やかにこなし、緩やかなムードを展開した。続けて、ファンクな雰囲気漂う「ローリングストーン」、メジャー2ndシングルの「SPARK!」、「See you again」と、6人が得意とするキレッキレのダンスで再び会場を虜にした。

しかし彼女らの武器はそれだけではない。MCを挟み披露したのは、バラード・ナンバー「手紙」だ。SNSを使って誰とでも簡単に連絡が取れる昨今、改めて言葉に思いを乗せて紙に綴る大切さをこの曲を通じて伝えた。ダンスはほぼ封印し、どこか切ないMAINAの“大人な歌声”は会場の誰の心にも突き刺さった。

「手紙」では、切ないメロディーに合わせ、ほとんどダンスパフォーマンスを披露しなかった6人。しんみりとした雰囲気を会場全体に漂わせていった。

次回定期公演は9月24日「しゅかしゅんとんぼ」

ライブはいよいよ終盤へ。大阪☆春夏秋冬らしさ溢れる激しいナンバー「ROCK SHOW」で再び会場に火を灯すと、アルバムのラスト・ナンバー「PLAYER」で本編を締めくくった。「PLAYER」の疾走感溢れるメロディーと、ロックというよりもどちらかといえばポップよりの明るい曲調に乗せて、6人は軽やかなステップを踏み、温かいムードを創り上げた。音が鳴り止んでも観客の拍手はいつまでも鳴り響いている。むしろ「ありがとうございました!」のメンバーの声に、その音は増すばかり。そんな中でメンバーは舞台から捌けていき、ライブ本編を終えた。

そして、アンコールで再びステージに降った6人。早速未音源化ナンバー「プラズマー」を披露した。この曲が持つアップテンポなメロディーに乗って観客は手拍子を続け、メンバーはそれに応えるかのように、激しいダンスを見せつけた。サビに入ると観客はタオルを振り回し、会場は一体となった。

ライブもこれで終わりを迎えるかと思いきや……なんとサプライズで「See you again」をもう一度歌い上げた6人。得意のキレキレのダンスで会場をかき回し、会場のボルテージは最高潮に。彼女たちはさらに会場を煽り、MAINAが奏でるハープの音色とともにこの日2回目の「See you again」を終え、熱気冷めやらぬままライブに幕を下ろした。

彼女たちの旅はまだ終わらない。4月13日からはじまった「東京定期公演」は、9月24日開催の「しゅかしゅん定期公演☆其の十二」へと続いていく。その間にメジャー1stアルバムをリリースした6人。平均年齢19歳と、伸びしろしかない彼女たちの、日々進化を遂げていく姿がこの公演を通じて感じ取れることは間違いない

しゅかしゅん定期公演☆其の十一『夏祭り(後編)~勝手に夏フェス後夜祭~』

1.SSFW
2.Evolution
3.Travelin' Travelin'
4.世界には僕らだけ
5.シーズンズ
6.ローリングストーン
7.SPARK!
8.See you again
9.手紙
10.ROCK SHOW
11.PLAYER

EN1.プラズマー
EN2.See you again

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