2017/10/18公開 アーカイブ

MONKEY MAJIK原点回帰を経て掴んだ未来へ 『BLUE MOON presents MONKEY MAJIK Japan Tour 2017 -REPRISE-』 クイックレポート

10月14日(土)、MONKEY MAJIKにとって今年度初のホールツアー『BLUE MOON presents MONKEY MAJIK Japan Tour 2017 -REPRISE-』の初演が川崎市スポーツ・文化センターで行われ、多くのファンが日本全国から駆け付けた。

会場の照明が落ちメンバーが現れると、大きな拍手が会場を包んだ。幕開けの1曲となったのは、ミステリアスな雰囲気が漂う「The Apprentice」。彼らを照らす光は後光のように輝き、その存在感の大きさを余計と強調して魅せる。サイケデリックなシンセサイザーがクールな「Undercover」、メイナードとブレイズの声が厚く重なる「robots inc.」と続いていく。

中間部のクールダウンコーナーでは、ライブハウスツアーでメイナードとブレイズが弾き語りで披露し人気だった「All my life」をフルバンドで披露した。穏やかな時が流れる空間に、観客もリラックスモードである。ブレイズが「新曲です」と告げ始まったのは『光の航路-望郷-』の主題歌に抜擢された「のぞみ」。ピアノとアコースティックギターが紡ぎだす伴奏はとても優しくて、それに乗る声がより繊細に響いた。

アコースティックコーナー明けには、リズム隊がパワフルに鳴る「Get Started」やライブ演奏ならではの感情豊かなパフォーマンスを見せた「アイシテル」でラストスパートをかける。トリの1曲となったのは、「Headlight」だ。この日、一番いい音が会場を包みこみ、多幸感が人々の心を満たす、彼らはステージを去った。

舞台上から人影が消えた後も拍手は鳴りやまず、ツアーグッズに身を包んだメンバーが現れる。アンコールの曲間にはディックの乾杯タイムが入り、会場を大いに盛り上げ、ツアー初日を締めくくった。

老若男女問わず、多くの人に愛されているMONKEY MAJIK。彼らが愛され続けるのは楽曲の良さもさることながら、その人柄に魅力が溢れているのだと実感せずにはいらないライブとなった。彼らの『-REPRISE-』は、千秋楽の仙台まで続いていく。"原点回帰"した彼らが、どのような表情で愛しい東北と"サイカイ"するのか楽しみだ。

BLUE MOON presents MONKEY MAJIK JAPAN TOUR 2017 -REPRISE-

【ツアースケジュール】 2017年10月14日(土)川崎市スポーツ・文化総合センター 2017年10月21日(日)福岡国際会議場メインホール 2017年11月3日(金・祝)オリックス劇場 2017年11月5日(日)愛知県芸術劇場大ホール 2017年11月18日(土)倉敷芸文館 2017年11月23日(木・祝)仙台サンプラザホール

【チケット】 ・指定席¥6,800(税込) ・親子席(ペアー指定)¥10,600(税込) ※3歳以上有料/2歳以下のお子様は、保護者の膝上観賞可 ※親子席の対象者は保護者1名と子ども1名(3歳~12歳対象) ※親子席は着席指定になります

【プレイガイド】

●Yahoo!チケット:http://r.y-tickets.jp/monkey1702

●チケットぴあ:http://w.pia.jp/t/monkeymajik/

●イープラス:http://eplus.jp/monkeymajik/

その他の詳細はオフィシャルサイトをご確認下さい。

http://www.monkeymajik.com/

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